2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧

グローバル会議(製造)

G会議(2/2)2.2つ目は労働法の問題についてです。最低賃金の改正により、近年は中国国内でのコストメリットが薄れてきているのは周知の通りです。この事からも、最近よく言われる「中国+1」の考え方から、ベトナムやインド、東欧への投資を急速に考え…

G会議(1/2)

先週は海外製造工場のトップ(中国、台湾工場の総経理等)が終結して、グローバル会議が日本で開かれてました。自分はその事前準備や、議事録、雑用(パシリ)等を中心にお手伝いをしており、夜は食事会等で忙しく、ブログ更新が滞っていました。。しかし、…

MBO(3/3)

3つ目の投資ファンド側は、このMBO案件に投資すべきか?と言う事ですが、この投資ファンドの目的が何処にあるのかによります。投資ファンドがM&Aに参加する目的を大きく分けると2つに分類できます。1つ目は、グリーンメーラー的な買収⇒解体売却の目的です…

大学院の授業内容(M&A関連)

今週は、グローバル会議と称して海外工場(と言っても、中国と台湾)から、総経理(≒社長)や経理(≒副社長)、副理(≒経理部長)などが終結し、2日間に渡り、海外工場の戦略について議論されました。私は、パシリとして事前準備や、会場設定、食事会等の準…

MBO(2/3) 

(1つ目の続き) このような場合には、MBO(≒上場廃止)という策は望ましいわけではないですが、1つの手段として考えられます。投資会社が間に入る事により資金調達が可能になり、新たな戦略的な投資が可能になります。また、四半期ごとの短期での結果を重視…

R.Oさんのご意見に対して

10/29のM&Aの議論について、R.Oさんからのご意見について、改めて私の意見を追加して見ました。(下から1/3の部分) R.O 『M&Aが必要かと問いかけられると風土の問題を置いておけばやはり必要ですかね。市場機能の命とも言われるアービトラージへとつなが…

MBO(1/3) 

今日はM&Aの一形態であるLBO(レバレッジドバイアウト=借り入れによるM&A)について、特に、MBO(マネジメントバイアウト)について少し書いてみます。と言いますのも、昨日の大学院の授業で現実のMBO事例を取り上げたケース研究として分析・討論を行なった…

⑦ 通貨戦略(2/2)

では、日本の円は国際通貨として認知される必要は無いのであろうか?また、そもそも国際通貨として流通させたいという意志はないのだろうか?実は1980年代後半から90年代にかけて円の国際化について非常に関心が高まり議論された事がある。特にアジア通貨危…

<Ⅲ.経済(経済産業省・金融庁・経済団体)>

最近、残業続きでブログ更新が進みません。。でも、このブログの冒頭で書いたように、仕事に忙殺されてはいけないと言う強い意志を持ってブログ更新を続けて行きたいと思います。 また、今回の題目は私の専門分野なので、きりの良い段階で一度特集を組む予定…